2019年の夏にはじめてボランティアに来たときに、東日本大震災からおよそ8年経った宮城が自分の想像していたのと大きく異なっていて衝撃を受けたということから始まる。8年経っても、賑やかだった以前の姿は全く感じられないほどの閑散とした様子、そして自分がメディアから受け取って持っていた知識も、いざ現地に来てみたら間違えだらけであったことにも気づいた。
復興観光でこのような事を学んでから、海の見える命の森でのボランティアに参加した事で、ボランティアへの思いがさらに強くなって、真夏の森での作業という困難なことも乗り越えることが出来た。
そして強い思いを抱いて、東京に帰ったが、いざ帰ると自分が学んだたくさんのことをどのように活かしたら良いかですごく悩んだ。自分が得た知識をたくさんの若者に知ってもらって、メディアだけで情報を得るのではなく、自分で現地に足を踏み入れて実感したことを胸に刻んで欲しいという気持ちが強かった。
そこで私はこのボランティアにより多くの若者が参加できるようにするにはどのようにすれば良いかと考え、思いついたのが起業だった。
起業するにはもっと多くの知識量、そして東日本大震災から10年が経とうとしている今の宮城の現状を自分の目で見る必要があると考え、2020年の冬にもう一度宮城の地に訪れた。
目的を持って再び訪れたことで、強い気持ちがあり多くの学びを得ることが出来た。ボランティアコーディネーターの方にそのお話をしたところ快く引き受けてくださり背中を押してくれたため、ホームページを立ち上げ起業をした。
東日本大震災のことを受け継いでいくのは今の若者だ。次世代に受け継ぐためには自分の目で見て、聞いて、学ぶ必要がある。
是非このボランティアでの活動によって、次世代を担う若人が増えることを願う。
一般社団法人三陸復興学生支援協会
代表 草野 真由
ミッション
自分の命を自分で守る意識の向上に貢献する
活動内容
1.宮城県南三陸町の”海の見える命の森”を活動場所としての森づくり
2.海の見える命の森語り部ガイドによる学び
3.三陸を中心とした観光
会社概要
商号 | 一般社団法人三陸復興学生支援協会 |
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設立 | 2021年4月1日 |
連絡事務所 | 〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1-33-3 光雲閣508 |
電話番号 | 03-6427-3887 |
代表理事 | 草野 真由 |